中古マンション購入前にチェックするポイント!

2017年08月25日

新築マンションは高いし、手ごろな価格のものを見つけたら中古マンションを購入したい・・・。けれど中古っていう響き、なんだか不安になりますよね。購入する前にどんなことを確認すれば、良い買い物ができるのでしょうか?

耐震基準は満たしてる?旧耐震基準って何?


中古マンション購入を検討するときには、一番に建築年を確認すると良いでしょう。1981年に施行された新耐震基準では、大きな地震であっても直ちに倒壊しないことが義務付けられており、その後の地震でも、ある程度の効果が見られています。つまり1981年以前に建築確認を受けたものは旧耐震基準で建築されているということになります。旧耐震基準だからといって必ず耐震性が低いというわけではありませんが、より安心を得たいのであれば新耐震基準を満たす物件を選ぶことがポイントです。通常では建築確認から建築までには1〜2年時間を要しますので、1983年以降建築のマンションであればさらに確実です。

保証はどれだけ付いてるの?瑕疵担保責任の年数をチェック


中古マンションの場合、元々誰かに使われていたということになりますから、購入してから実は破損している部分があったということにならないか不安ですよね。予期せぬ出費を防ぐためにも、不動産購入の際の保証制度である瑕疵担保責任のチェックも必ず行いましょう。瑕疵担保責任とは、売買する住宅に隠れた欠損があれば、売主が買主に対して負う責任のことです。ただし買主側がきちんとチェックしていれば見つかったであろう欠損はこの限りではありませんので注意が必要です。売主が不動産業者であれば最低でも2年間は保証されますが、具体的な年数は売買契約書に記載されてありますので必ず確認しましょう。売主が個人の場合ですと、あっても数ヶ月から1年程度の期間を設けていることが多いです。

思わぬ費用が発生!?住宅設備の劣化具合


中古マンションの場合、買ったはいいもののキッチンや浴室の設備が古い・配管が劣化しているなどの理由でリフォームを行い、数百万円が余計にかかってしまったということも少なくありません。購入前に扉の建て付けやシンクなど室内設備に不具合がないかよく確認し、必要であれば購入前に専門家へチェックを依頼するのもひとつの手です。また、マンションでは購入予定の部屋だけでなく、共有部分の確認も重要です。マンションのエレベーターなどの修繕工事の予定があると、入居間もないにも関わらず費用の一部を請求される可能性があります。修繕計画はあるかどうか、修繕積立金は足りているかどうかなどを事前にチェックしておけば、予想外の出費は防ぐことができるでしょう。

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