「清水山憩いの森」でキレイなカタクリを見よう!練馬の豊かな自然の魅力

2016年10月12日

池袋や新宿まで乗り換えなしで行けるというアクセスの良さが魅力の練馬駅周辺は、落ち着いた住宅地でありながら、公共施設や大型の商業施設も兼ね備えたところです。駅の地下や高架下にもファッションや雑貨類を扱うお店が集まっていて、通勤や通学のついでに雨に濡れず買い物をすることもできます。2014年には北口に直結した大型複合施設も誕生し、ますます便利になりました。駅のすぐ近くに公園があるのもこの駅の特長です。春になると満開のつつじの花が目を楽しませてくれます。

今も歴史が残る「清水山憩いの森」。

同じ頃、白子川に面した雑木林に薄紫のカタクリの花が30万株も群生しているところがあります。昭和49年、区民の情報によって確認された自然豊かなこの場所は、のちに「清水山憩いの森」として整備され、練馬区の管理のもとで保全されています。カタクリの花は曇りの日や雨の日には花を開いてはくれません。春先のお天気の良い穏やかな日を選んで出かけてみてください。川面を彩る桜の花と同時に見ることができればラッキーですね。雑木林の中には湧水がわいているところもあって、東京の名湧水57選にも選ばれているほどです。憩いの森につけられた清水山の名も、この名水が湧き出るところからつけられたとされています。

区民の優しさが自然を守る温かな街。

高度成長の時代、乱開発が進む中で残されたこの森は、今も区民のボランティアの人たちの手を借りて大切に守られています。定期的に高い樹木を伐採してカタクリに陽がよくあたるようするのも区から派遣された職員とボランティアの仕事です。設置された管理小屋には、季節になれば2〜3名のカタクリガイドがいて、歴史などを説明してくれることもあります。自然豊かなこの場所には、もちろんほかの季節にも野草を楽しむことができます。キツネノカミソリ、イカリソウなど名前だけしか知らない花とも出会えます。区民の優しさが自然を守っているともいえるこの場所へは、練馬駅からコミュニティバスを利用していくのが便利です。

東京23区で新築を購入するなら、練馬が狙い目。

自然がたくさん残っているのに都心までのアクセスの良い練馬は、ベットタウンとして大きな役割を担っているところです。新築物件も多く、治安も良いので女性の一人暮らしなどにもお勧めですが、ファミリー層にも人気があります。子育て支援も充実していて、他の地域から転入してきた場合でも1歳未満の子供さんがいれば「子育て応援券」が発行され、育児支援が受けられる制度もあります。昔から長く住んでいる人も多く、今も人情が残っている町でもあります。自然と便利さを兼ね備え、住めば住むほど愛着がわいて暮らしやすくなるのが練馬の魅力といえそうです。

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