練馬のお祭り「照姫まつり」その魅力に迫る!

2017年04月06日

「金の乗鞍と照姫」の伝説


照姫まつりは、地元に伝わる伝説を題材にした物語を演じます。その伝説とは…現在の皇居となる城の城主・道灌に攻められ最後を悟った石神井城主・豊島泰経は、家宝「金の乗鞍」を置いた白馬に乗り、城の背後にある三宝寺池に飛び込み亡くなりました。泰経の娘、美しく聡明な照姫は父の死を憂い、その後を追って三宝寺池に身を投げます。 道灌はこれを憐れみ、照姫の亡骸を弔って塚を築きます。いつしかその塚は「姫塚」と呼ばれ、傍に立つ老松に登ると、池の底に泰経とともに沈んだ金の鞍が燦然と輝いているのが見えるという伝説です。

伝説の始まりに関して


照姫まつりの元となった伝説の始まりは現在のところはっきりしていませんが、近代になってから伝えられるようになったという説があります。19世紀終わりに発行された小説と、上記に述べた伝説の一部分が合致していたので、その小説が伝説の起こりではないかと推察されたという説があります。それでも、小説が完全なる創作なのか、はたまた史実から書かれたものなのかは定かではありません。伝説を思いながら行列を見るのも、一つの楽しみ方ですね。

照姫まつり、開催の様子


伝説の当時を思わせる時代装束を纏った役者さんが行進するという以外にも、元となった伝説を役者さんが演じたり、鷹匠による鷹狩の披露や、鉄砲隊の演武、甲冑の試着体験も出来ます。10時から15時半までという短い時間のお祭りではありますが、充実したイベントがしっかり組まれています。また、たくさんのショップや屋台が並ぶので、食事を楽しんだり練馬の名産品を購入したりと、とても魅力的なお祭りだと言えます。当日は交通に関する制限が行われており、バス停の位置も普段の位置とは異なる場所へ移動されますので、参加される際にはお気をつけください。


▲様々なお店が出店されます!

▲なんと我が社も出店します!美味しい焼きそば、食べに来てくださいね♪

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