小学1年生から体験可能!本格ステンドグラス作りにチャレンジしよう!
2016年10月14日
今のお子さん達は様々な習い事をしているようです。スイミングやピアノといった定番の習い事の他、最近では英会話やテニス、ダンスも人気があります。その他にも変った習い事ではクラフト系(手作り系)の習い事も人気です。スイーツデコ、ビーズアクセサリー、アートフラワーなどがあります。勉強ばかりでは疲れてしまうのは大人も子供も同じです。勉強を離れて何かに没頭する時間は脳のリフレッシュにもなりますし、クラフト系の習い事は想像力を刺激し、完成した時の達成感が止み付きになるようです。
クラフト系の習い事の選び方ですが、継続して習いたいのなら作る工程もたっぷり楽しむ時間がとれますので、子供には少し難しいかなと感じるような習い事でもチャレンジできますので、家庭でできるようなものよりも少し専門的な物にチャレンジしてはどうでしょう。たとえばステンドグラスです。自分でデザインを考え、色の配置を考え、鉛や亜鉛、真鍮など金属を加工し、ガラスをはめ込みます。出来上がった物は飾ったり、ランプなど実際に生活に使用する事もできます。多彩な工程があり、想像力が必要な作業ですし、手先の器用さが必要です。チャレンジ感覚で習ってみてはどうでしょう。
ステンドグラスは大変古い歴史があります。歴史上に見つかるもっとも古い記録では5世紀ごろ、フランスの教会に飾られていたという文章がありますが、現物は現存していません。現存しているもっとも古い作品はドイツヘッセン州にある州立美術館に所蔵されている9世紀ごろの作品です、とても単純なデザインで初期の技術である事がわかります。その後も技術発展を続け、鉛の鋳造技術の向上やガラスの生産技術の向上で12世紀〜13世紀には教会の大聖堂に飾られているような大規模な作品が作られるようになりました。現在でもフランスのシャルトルに残るシャルトル大聖堂などには色鮮やかでモザイクのように細かい装飾で飾られています。ステンドグラスを習うことでこのようなヨーロッパの歴史や技術の進歩に思いを馳せる事ができます。
練馬区練馬1丁目にステンドグラスを習うことができる「アトリエ・まりね」という教室があります。こちらでは小学生から習う事ができます。身近な動物のデザインや自分の書いたイラストが作品になる喜びはとても大きいものです。窓に入れるような大きな物は無理でも、手の平サイズの小さなオーナメントに紐を付けて窓辺に吊るせばサンキャッチャーのようにキラキラと光りますし、フットランプなどど組み合わせて実用的な作品に仕上げる事もできます。定期コースの他に、体験コースや見学だけでも受け付けているようです。始めは小さな物しか作れなくてもでも徐々に大きな物にチャレンジして楽しんでいけますね。