知れば知るほど面白い、練馬と日本アニメとの関係性について

2016年10月14日

練馬は大根やキャベツなどの野菜が収穫できるのどかな町として認知度がありますが、実は他にも知る人ぞ知る聖地として知られているのがアニメの町ということです。アニメの町と聞くと都心部にもメイドカフェの多い電気街がありますが、実は練馬区は昭和30年代にアニメを製作した会社がある町になります。またこの地区では日本アニメを作っている会社が90社以上あるのだそうで、町のいろいろなところにこのアニメとの関係がわかります。

練馬にあるのが東映アニメーション

東映というと映画の製作会社とイメージする人も多いですが、日本アニメを作った先駆けでもあるのがこの練馬にある東映アニメーションになります。昭和23年に会社を立ち上げた会社で昭和33年には日本初のアニメが作られ、今の会社名になったのは平成に入ってからなのだそうです。大人には子供の頃に見ていたアニメや今子供たちが見ているアニメも製作し、東映アニメーションにはこの会社で作られたアニメの展示ギャラリーもあります。そこには貴重な昔の原画やセル画そして絵コンテなど、普通では見る事ができないものを見学することができるようになっているので親子で訪れたいです。

日本アニメのイベントが楽しめる練馬

練馬にある駅周辺で恒例となっているのがアニメプロジェクトというイベントで、この駅周辺ではアニメを作る工程が体験できるものやコンサートもあります。またアニメキャラクターによるステージもありますので、子供たちが毎年楽しみにしているイベントの一つになっています。また遊園地で行っているアニメカーニバルもステージではショーが行われ、園内にはアニメのコスプレーヤーをした人たちも訪れるのでそれも魅力になっています。このアニメカーニバルは日本アニメを世界の人に知ってもらうためにできたそうで、今では世界的に有名なアニメ文化をどこよりも早く推進してきたといえます。

駅や乗り物で見られるアニメと練馬の関係

練馬に住んだらいろいろなところにアニメとの関係を見る事ができ、駅であれば観光案内版というのがありますがそこにも看板にはアニメのデザインが見られます。この地区にあるアニメの製作会社で作られたアニメが書いてあり、大人にはうれしい懐かしのアニメを目にすることができます。またある駅の壁一面にもアニメのデザインがかかれているのも圧巻で、横が13mもあるので初めて見た人はあまりの大きさに驚くでしょう。他にも日本アニメの大作といわれている鉄道アニメが電車に描かれており、ブルーの鮮やかな色にアニメに出てくる人気のキャラクターが電車一面に書かれています。

人気記事ランキング